生活保護を受けるには、どんな条件が必要なのか。

一言でいうと、何から「保護」しなければいけないか、
客観的に(行政から)見て明確であればよい。

生活保護の申請を受理された実例を何ケースか見てみよう。

・幼い頃から親から虐待を受けていた30代独身女の例
 リストカット歴数回
 精神障害者(2級)手帳所持
 精神障害年金 受給中

 親と同居。昔から虐待されている。
 カウンセラーに相談し、「親と別居して、生活保護を受けなさい」とアドバイスをもらう。
 区役所の相談窓口で、「あなたの場合は生活保護を受けられるでしょう」とお墨付きをもらう。
 それでも生活保護を受けることをためらっていたある日、
 ささいなことで親と口喧嘩が始まり、喧嘩の最中、近所の人が警察を呼ぶ事件が発生。

 →生活保護申請の窓口にいき、書類を提出。
  窓口では何度も「働けないの?扶養してくれる人いないの?」と聞かれる。
  生い立ち、通った学校、勤めた会社、それぞれの人間関係を全て説明させられる。
  説明中、号泣。
  あとは、事務的に諸条件(貯金額など)を調べられて、受理。