廣井 きくり(ひろい きくり)
声 - 千本木彩花[71]
ベース、ボーカル担当。星歌の大学時代の後輩にあたり[72]、星歌のことは「先輩」と呼んでいる。酒は主に日本酒を好み、紙パックの日本酒を常飲しているため、作中ではほとんどの場面で酔っ払っている。ライブ中でも酔っ払っているためトラブルを起こし、機材などを壊しては弁償させられ、それでさらにヤケ酒するため、ライブでの収入はそれなりにあるものの、いつも金欠であり、他人からお金を借りることが多い。そういった自由奔放な振る舞いをする一方で、初対面かつオリジナル曲であるひとりの演奏に完璧に合わせられるなど、ベーシストとしての確かな実力を持っている。また、常連のファンにはライブ中の奇行も含めて受けている。
駅前で泥酔していたところ、ライブチケットが売れずに窮していたひとりと偶然出会い、その場で即興のセッションライブを披露。そのときにひとりの才能に気づき、ひとりから購入したチケットで結束バンドのライブを訪れて以降、結束バンドを見るためSTARRYなどにも頻繁に顔を見せるようになる[注 20]。
飲酒を始めたきっかけもライブの緊張を誤魔化すためであり[73]、また将来にも不安を抱えているため、酒を飲むことを「幸せのスパイラル」と称している。高校までは根暗な性格で、陰キャだったため、かつての自身と重なる部分のあるひとりの素質を高く買っており、折に触れてはバンドマンの先輩としてアドバイスを送っている。
右手の甲にタトゥーを入れた描写が多いが、単行本5巻表紙やアニメ版では描写されておらず、デザインなどからも恐らくヘナタトゥーと思われる。
自らのベースをスーパーウルトラ酒吞童子EXと名付け命より大事だとまで言っているが、よく居酒屋などに忘れる[74]。(Wikipedia)