2022年の注目したいワイン産地ーその3
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皆様、2015年度に「ジョージア」を日本人で初めてプッシュされた「綿引まゆみ」様が
久々に「年初今年の注目産地シリーズ」を展開されております
本年度に於いては「ポルトガルワイン」「クレマン・ド・ボルドー」「チェコスロバキア」との事
その中で私が目を引いたのはオーストリー品種「ブラウフランキッシュ(私もブラウフレンキッシュだと思ってたのですが
これは間違いです)」です

実をいうとこの品種は本来「冷涼赤品種」のエースとなりうる品種であり、ルーマニアワイン「バラゲーザ・ブラウフランキッシュ」を
呑んだ時、スカッとキレる爽快なタンニンと酸と果実味のバランスの良さ、ルーマニア的な抜け感の良さに感動した覚えがあります
栽培に関してピノノワールのようなメンドクササはなく、しかも冷涼風味の良さを辛口も中甘口でも感じられる品種らしい
そういう意味では何故世界的に――――特に新世界に於いての話なのですが――――ピノノワールばかりがもてはやされるのか
私にはわかりません

土壌や気候が早熟&石灰命のフランス品種が向かないところは多いだろうに・・・・新世界のワイン産地はそこで損をしていますね