さあ!お待ちかねの二日目です
結論から言えば二日目のコンディションははっきり言って『遠藤利三郎商店』で呑んだ
ニュージーランドのソーヴィニヨンブランを超えるものでした――――あの時のワインの価格は酒屋価格だと
ググったところ4500円位でしたがロッククリフのそれは4合3000円位です――――

簡単に言えばグレートサザンの「本領」を初めてはっきりとした形で発揮したという事です
グレートサザンはリースリングの銘醸地との触れ込みだったのですが、無名の産地の場合はホントこういう情報はあてになりません

予想したグレートサザンらしいミネラル爆弾のトロミはあまり感じられませんでしたが、華やかな果実味が表面に浮かび上がったような感覚で、
適度なトロミと相まってまるでフレッシュなグレープフルーツをかじっているような感覚です
前日までの岩清水感はやや薄れるものの、透き通る味わいはそのままに、硬い酸味からより華やかなフルーツの味わいが強まっていきます
意外なことに減退するであろう、と前日に予想したロタンドンとも言われる『ピリ辛感』(スパイシーとも言うが、鼻につくので使用を
拒否する)はしっかり残留しておりより複雑性を増します
ぽわ〜んとする酸味がキツさを感じさせず、ゆるゆると吞めるのは相変わらず

なんていう事でしょう!
どうやら私はまたしてもMYセレクトのワインで「大当たり」を見つけてしまいました
この部分は、多くの皆様のように「学ぶ」方と「教える」私との違いが申し訳ないほど「情報力格差」と言う形で
顕われてしまいました

ワインは産地の気候を知ることで概ねポテンシャルを推定できます
しかしながらそれとは別に、土壌も重要なのですが、「お茶」の産地の人間にとってそのポテンシャルを
推定するのは本当に”お茶の子さいさい”です

これは本当におススメ
昨年度はブルガリアワインの『ヴィラメルニク:ファミリートラディショナルメルニク』を
皆様におすすめ第一候補としてコメントしましたが、現在はまだ二本目なのにもう『おススメチョイス!』を
出してしまいました

まだまだ呑んでいないワインもありますので、もしかするとそこからも連続おススメなーんて展開もあるかもしれませんね