http://blog.tatsuru.com/2011/09/16_1350.php
"「情報の良否が判断できないユーザー」の特徴は、話を単純にしたがること、
それゆえ最も知的負荷の少ない世界解釈法である「陰謀史観」に飛びつくことである。
ネット上には、世の中のすべての不幸は「それによって受益している
悪の張本人(マニピュレイター)」のしわざであるという「インサイダー情報」が溢れかえっている。
「陰謀史観」は、この解釈を採用する人々に「私は他の人たちが知らない
世の中の成り立ちについての“秘密”を知っている」という全能感を与えてしまう。
そして、ひとたびこの全能感になじんだ人々はもう以後それ以外の解釈可能性を認めなくなる。"