ボージョレ、ガラス瓶をルール化へ=ペットボトルに反発―生産者団体

 手ごろな価格で需要が伸びているフランス産新酒ワイン、ボージョレ・ヌーボーのペットボトル入り商品が、
来年から姿を消す可能性が出てきた。ボージョレの生産者らで構成するボージョレワイン委員会の
グザビエ・バルベ共同会長が18日に都内で記者会見し、ガラス瓶詰めであることを「ボージョレ」を名乗るための
条件とする方針を明らかにした。
 委員会は、ペットボトルについて、品質保持やボージョレのイメージの点で問題があると主張している。
同国の認証管理機関の審査を通れば、来年中にも導入されることになりそうだ。
 一方、日本ではイオンなど小売り大手を中心に、輸送コストを抑えられるペットボトルの取り扱いを拡大している。
委員会の主張が認められると、こうした商品は「ボージョレ」の名前では販売できなくなり、消費者や
販売店などの間で論議を呼ぶ可能性もある。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101118-00000182-jij-bus_all