今回の「呪術廻戦缶」のターゲットは20代の男性だ。「自動販売機で缶コーヒーを買うのは年齢層が高めの男性のため、少しでも若年層に訴求したい」と、ダイドーグループHDの広報担当者は意気込みを語る。

だが今のところ、「鬼滅缶」のような好調な滑り出しにはなっていない。10月25日に同社が発表した10月の国内飲料販売状況によると、コーヒー飲料の販売量は前期比で15%の減少となった。販売チャネル別に内訳を見ると、自販機での販売量は前期比6%減、コンビニなど小売りでの販売量は約3割減となった。
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