236話「南へ」
空港のロビーにて突然夏油に声をかけられ驚く五条
宿儺との戦いを十種抜きでも勝つのは厳しかったと振り返り、全力を出させてやれなかった事への申し訳なさと五条自身も自分以外を花として線引きしていた最強故の孤独の共感を語る
妬ける夏油にはお前が送り出してくれたら満足だったかもなと返した
気が付けば高専時代の七海や灰原もロビーにおり、思い出話に花を咲かせながら自分の死が悔いのないものだったと確信する
「これが僕の妄想でない事を祈るよ」
 
現実では宿儺がマコラからラーニングした次元斬によって無下限を突破され、既に息絶えた五条の死体があった
だが宿儺の賛辞を受けてわずかに微笑みを見せる
そして次に参戦するは───"雷神"鹿紫雲一