煽り 初めてのキスから一夜明け、まだその感触が忘れられない凪だったが・・・?

「おはよう海野君起きないと遅刻しちゃうよ?」
ひろが起こしにくる朝チュンから始まり、凪は目が覚めて起き上がりすぐ夢じゃなかったことを実感する
「朝ごはん食べるよね?冷蔵庫・・・勝手に開けちゃったよ?」

顔を洗いながら凪は思う
そうだ俺は・・・昨日瀬川さんと・・・キスしたんだ!!したよな!?
簡単だけど作ってみたとひろは目玉焼きウインナーサラダの手料理をお披露目

ひろと一緒に朝食しながら凪は思う
こんな幸せ・・・あっていいのだろうか!?
「ところで家は大丈夫なの?その・・・勝手に泊まったりして・・・」
「あぁ・・・それは大丈夫!エリカちゃんの家に泊まるって言ってあるから!」

嘘はついてないと強調するひろに凪はやっぱり瀬川さんはワルですねと突っ込んで怒られじゃれ合う
朝食を終えてひろはあれから眠れたか聞いて凪があれというのはと照れながら聞き返す
「もう1回・・・しよっか」
玄関でつま先立ちしたひろが凪にキスしてにっこり1ページドーンで凪は夢じゃなかったことを確信した

場面が替わり学校ではあっという間に噂が広まる
騒ぐモブ生徒達ざわざわ・・・
「一緒に登校してる!?やっぱ付き合ってんの本当だったんだ」
「なんであんな奴が瀬川先輩と!?オレの方がふさわしいだろ!!」

凪が気まずく思う中でシオンがいつも通り気軽に声をかけてきて冷やかす
「朝からイチャイチャですかぁ〜」
「なんでみんな付き合ってること知ってるんだ?」
シオンのナゼデショウ?という片仮名一言でこいつが犯人だと思う凪であった

どうして一緒に登校してきたかシオンは凪に聞く
次のページでは既に今の状況を説明したところで説明描写は省いたままシオンが驚いていた
シオンは師匠オレを置いて行かないでと大声で叫び出し凪はやましいことはしてないと言って静める

クラスのモブ女子達が凪のことをこそこそ話
「海野・・・最近変わったよね」
「ひろと付き合ってるってどーゆーことってやつ?しかもD組の子が海野かっこいいとか言ってたわ」
「文化祭の乱闘で株爆上がりしたよねぇーギャップってやつ!?早々と目をつけたひろさすがだわー」

「あのままエリカとくっつくかと」
「そなんだ・・・ポ」
ドヤ顔しながら話すモブ女子に対しもう一人のモブ女子はポと顔を赤らめてマジなのかと突っ込まれる
眼鏡のモブ男子二人はついに時代が追いついた我々の目に狂いはなかったと言ってつぶやきドヤ顔に