祝日だから金曜になると先週聞いてたのに昨日(水曜)にはジャンプ入荷されていた
扉絵は無しで遂に雛が振られる回、千夏の出番無し

合宿最後の夜キャンプファイヤーが始まる
目を合わせ菖蒲と匡だったがすぐさま菖蒲が舌出してあっかんべーの嫌な顔して匡から離れていく

菖蒲の心境
説得力ないよねってたしかに私は長く付き合ったことない(匡の顔を思い浮かべる)
ましてやまともな恋愛なんてしたことないかもしれない(花恋と針生の顔を思い浮かべる)
しかーしだからこそあんな一途に思う人を応援したいじゃあないか!(雛の顔を思い浮かべる)
燃えてる炎のように菖蒲もメラメラ燃えて一人熱くなっていた

その頃大喜は上着を体育館に置きっぱにしてしまい寒がる
取りに行く大喜を見て何か思い付いた菖蒲はにいなと一緒に居る雛の方へと駆け寄っていった
「ひなっちひなっち」
「ちょっと音響の機材が不調みたいで予備が体育館にあるみたいだからとってきてくれない?2階部分にあるらしいから」

菖蒲の企みを知らない雛は快く引き受ける
「いいよ!」
「ほんとに?ありがとーちなみにどれだけ遅くなってもいいからね」
菖蒲はにっこりと言うが雛には菖蒲の真意が分かるはずがなく何だろうといった感じになりながら体育館へと向かう

「あ」
体育館で大喜と雛がばったり
「どうした?」
「機材取りにーって菖蒲ちゃんに頼まれて」
「あのマネージャーすぐこき使う・・・」
ここで雛は協力すると言った菖蒲やおそくてもいいよと菖蒲を振り返りわざとだなと真意に気付く

「何の機材?手伝うよ」
「なくね?」
探してくれる大喜であったが見つからないため雛は菖蒲ちゃんが適当言った可能性あるなと思い始める
「あ、ここからもキャンプファイヤーみえるんだね」

体育館から外の景色を見る2人
「ほんとだ逆に幻想的だな」
大喜が西田先輩が踊ってるのを見つける中ふと雛は思う所があってか大喜を誘う
「ちょっとここで見ていこうよ!」

驚くも雛の顔を見て察したのか大喜は雛の誘いに乗る
「たしかにちょっと疲れたな走ってばっかだったしゆっくりして行くか」
腰を下ろす大喜に表情が綻ぶ雛
「年がら年中走り回ってる大喜でも疲れるとかあるんだね」
「バカにしてんな」
「バス移動のお嬢ちゃんとは消費エネルギーが違うんだよ」
「私たちも朝ダッシュしたもん!」

「そういえばさ!大喜中3の時」
ここで雛がパッと笑顔になってノリノリで話し始める
「修学旅行中なのにホテル抜け出して朝走りに行ってさ」
「日課なんだよ」
「でも怒られたよね」
「皆がいじるから先生にバレたんだろ」

中学時代の話が続く
「あとあとっ!中2のキャンプの時みんなでケイドロしてさ」
「あぁ俺だけ逃げ切ったやつね(ドヤ)」
「大喜華麗なステップ見せててあれは笑った」
「褒めてないな」
「それなら俺も見てたぞ雛が真っ先に捕まって暇そうにしてたの」
「あの時は靴紐がっ!」
「はい言い訳ー」
「能ある鷹は爪を隠すって言うでしょ!」
「2回目も序盤に捕まってたけどな」

会話が弾み笑顔の大喜を見て雛も嬉しい気持ちになる
近くの大喜の手を見て雛は自分の手を重ねようと近付けるが大喜と千夏が一緒に居た場面を思い出し躊躇してしまう
そんな雛の表情を見て大喜も何か思う所がある様子
「ねぇ大喜聞きたいことあるんだけど」
「なんだよ」
「王様ゲームの時本当はなんて答えるつもりだったの?私一瞬千夏先輩が好きって言っちゃうのかと思った!」
ズバっと本題を入っていく雛は精一杯の笑顔で大喜から聞き出そうとする

「でも大喜意外とヘタレだしなぁゲーム中に告白するようないい加減なやつじゃないもんね」
「あ!別に告白してもいいんだよ最初からそういう約束だったし私は全然平気だから大喜以上に頑張ればいいんだもん」
「正直こうズキッとくることもあるけどさそんなことがへっちゃらなくらい大喜のこと大好きだから!」
雛の全力笑顔で1ページドーン
一方的に話し続ける雛に大喜はただ真剣に話を聞くだけで一言も返さず雛から話を切り上げていく

「そろそろ戻ろっか!!菖蒲ちゃんにも無かったって伝えないと!」
今にも泣き出しそうな雛の心境
あーもう好きとかここで言うつもりなかったのに
雛が戻ろうと立ち上がって歩き出した瞬間大喜も立ち上がりようやく口を開いて言った

「ごめん」
「・・・ごめんってなにが?」
「雛とは付き合えない」
最終ページで見開きページがドーン
煽り 体育館、告げられた言葉