パスするつもりでいたが嘘バレしかなさそう?なので
水原は和也の前ではレンカノモードでお仕事を淡々とこなして和也はあたふた
本題はー本題はーと言って今回何も無く次回へと続く

――――――
柱アオリ 音信不通の3か月を越え再会デート!緊張、興奮―――。 メンタルギリギリ爆発寸前!!
扉絵はメイド水原 メイド姿に卒倒キュン死!冥土の土産はキミ一択 “お久しぶり”なデート編!“リアル”輝く“レンタル”ラブライフ

水原とのキスを思い出しドキドキしながら待ち合わせ場所で待つ和也だったがあまりの緊張で頭爆発しそうになって頭を抱える
 3か月ぶりの水原と本当にちゃんと話せるのか
 既読スルーの理由聞いて空気重たくなってもお互い辛いだけ
 水原がレンカノを選んだ(デートをOKした)のはやっぱり瑠夏ちゃんを気遣ってて?プライベートで会うのは・・・それなら八重森さんの話とも辻褄が合う
思考を巡らせていく

そして覚悟を決める
 話をする意志はあるってことだよな・・・振られるかどうかなんてもう関係ない・・・っ!!もう・・・っ!!
ここで水原が現れて「ども」と挨拶
声を掛けられた瞬間、和也は心の中で水原が来たと興奮しまくり第一声何にするのかテンパってしまう

「じゃ行こっかお店」
和也の返事を待たずににっこり笑顔を浮かべてお店に誘う水原に和也は変顔で驚く
水原が普通?動揺する和也をよそに水原が話を続ける

「流石原宿人多いね」
「駅めっちゃ綺麗になったよね前のレトロなのも雰囲気あって好きだったけど」
3か月ぶりの相手に何事も無かったように話す水原どういうメンタルなんだと和也は頭変になりそうになるのであった

 レンカノ中なわけだし公私混同な話は水原としてもし難いのかも・・・?序盤に話して空気重くしてもってプロ意識かもしれねーけど
 水原だってタイミングを見計らってるに決まってる!今日だ・・・!!今日・・・!!このデートの中で聞いて見せる・・・!!水原の“気持ち”を・・・!!
水原の後をついていきながら心の中で感情が高ぶる和也
俺が前に行くと言って水原の前を歩いていき、その直後水原は素の顔になってドキドキしてるところで見開きページがドーン

2人はお店に到着
よく来るのかと聞いた和也に水原はアフタヌーンティーは初めてと答える
ここなら1時間半あるしゆっくり喋れるはずと思う和也
相変わらず水原が普通である事が気になって仕方ない和也はこれじゃ八重森さんの話も全部何かの勘違いレベルで既読スルーごめんくらいあって然るべきでは?と

席に座った水原を観察しながら心の中で感想
 したんだな・・・このコと“キス”を・・・
感想後一人うっとりしてしまう

桜&ストロベリーのアフタヌーンティーが運ばれてきて水原ははしゃぎ和也に自分のを一口差し出す
「いいの・・・?」
「折角の贅沢だし色んな味楽しんだ方が」
「この期に及んで間接キス・・・!!」
「うん美味い!」
「ね☆」
会話が弾むが和也は心の中で違うだろ早く本題に入らなければと焦る

「んーキッシュ美味しー」
喜んでる水原の唇を見ながら和也はキスした時の事をまた思い出す
「クランチも絶品ねー私、桜フレーバー好きかもっ」
食べる水原の口元を見ながら和也はキスした時の事をまたまた思い出す

水原の唇が気になって本題に入れないと悶える和也は結局1時間半何も言えずに終わってしまったらしい
 基本料6000円
 指名料5000円
 交通費2000円
 アフタヌーンティー代4980×2=9960円
合計で28960円を使う事になった

お店から出てデートは残り30分
 レンカノ中の公私混同はと悩みつつも今を逃して水原と話す機会なんて今日うやむやのまま終わらすのはありえない
 当たって砕けろ話すなら一秒でも早い方がいい
崩落待ちと言った八重森の言葉を思い出し和也は自分を勇気を奮い起こす

 あの時言っておけばよかったなんて死んでもゴメンだ!!行け俺行け!!
「ねぇっ!!」
勇気を振り絞って呼び掛けた瞬間、水原も同じように呼び掛けていた
柱アオリ か・・・かぶった〜!!?水原(キミ)の「ねぇ」の続きって一体―――・・・? “サプライズ”の次号でまたね
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