過去を語る驕るピエロが
虚無が襲う小さな部屋で親指を噛みちぎり
己を見つめるだろう

透明で無力な言葉が空回り
虚しく這い蹲る傍らで
宴は始まっている

異国から来た者達が新たな言葉を教え
繁栄するだろう

虚構を漁ってはいけない
誰にも届いていないし
聴いていないのだから