松下電器の温風機事故、オゾンでゴムホースが劣化か

松下電器産業製の石油温風機による一酸化炭素(CO)中毒事故で、
経済産業省は4日、事故原因についての調査結果を公表した。

バーナーに空気を送るゴムホースが、大気中のオゾンによって劣化・損傷し、
不完全燃焼を起こした疑いが強いという。

経産省は近く、石油・ガス機器メーカーの事業者団体などに
調査結果を伝えるとともに、安全基準を見直す方針。

これまでの調査では、ゴムホースに生じた亀裂が不完全燃焼を引き起こすと同時に、
亀裂部分からCOが漏れ出した疑いがあることが分かっていた。
しかし、なぜ亀裂が生じたかは判明していなかった。

経産省の委託を受け、独立行政法人・製品評価技術基盤機構(東京都渋谷区)が調べたところ、
温風機内にゴムホースが曲げて取り付けられ、負荷のかかる構造になっていた上、オゾンで劣化しやすい材質だった。

同機構は「1990年代初めには、オゾンによる悪影響は知られていた」としており、
他社の温風機では、同種のゴムホースは使われていないという。
                       
    (読売新聞) - 7月4日22時18分更新

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