http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/special/kinoko/kennai10/10hikagesibi.htm

毒成分 :シロシン,シロシビン.本種のようにシロシビンを含むきのこを食すると,瞳孔が開き,光などの外の刺激に対して敏感になる.
空間や時間に対する感覚が麻痺する.このような作用をもつため,中米のマヤ,アステカ文明では祭時に巫女が使用したと言われている.
シロシビンを含有するキノコとしては本属の他に,ヒカゲタケ属,コガサタケ属,モエギタケ属が知られる.

中毒例:吐き気をともなう強い不快感,手足のしびれ,麻痺,幻覚などの症状をひきおこす.
通常だと数時間でこの症状から回復するが,人によってはめまいなどの症状がいつまでたっても去らない場合もある.