ピーター・コックス著『ぼくが肉を食べないわけ』をこれもまた興味本位で読んでしまったことも、頑にベジタリアンを続ける理由になった。著者の言う、生きとし
生けるもの全てを慈しむ気持ちも大事なのかもしれないけれど、個人的にツボにはま
ったのは、劣悪な飼育環境で虐げながら育った家畜たちが、尊厳などまるでない死に際して、極度の恐怖と苦痛からストレスホルモンを分泌し、それが肉片にも残留
するという話だった。

ストレスホルモン満載の肉なんか食べたら、ただでさえストレスの多い人間がさら
にイライラするのも必至かもしれない。飼料だって、肉骨粉が与えられ続けたようだし、病気の予防にと、抗生物質などの薬まみれになった肉は、もう、食べたくない。


これ読んで、完璧には無理だけど、なるべく野菜中心しようと思った。