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https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00361950.html


「頭が良くなる」などとうたわれている、いわゆる「スマートドラッグ」について、厚生労働省が、個人輸入を原則禁止する方針であることがわかった。

「スマートドラッグ」をめぐっては、てんかんやADHD(注意欠陥多動性障害)などの治療薬を、
医師の指導なしに海外から個人輸入している実態がある。

ネット上には、「試験の前に記憶力向上のために服用した」などの書き込みが相次いでいるほか、国民生活センターなどにも、
「高校生の娘が、集中力が上がるという薬を飲んでいる」などの相談が寄せられていて、医師は危険性について指摘している。

まきメンタルクリニック・西崎真紀院長は、「一番困るのは依存性。依存がすごく強い薬を飲まれた場合は、やめるのにすごく苦労する」と語った。

厚生労働省は、「医師の指導がないと、乱用や健康被害につながる」とし、
今後、スマートドラッグの種類をリスト化したうえで、医師の処方箋がない場合は、原則、個人輸入を認めない方針で、
22日の有識者会議で議論することにしている。