【東京V】3点差追いつき10試合負けなしも城福監督笑顔なし「判定基準よく分からなかった」

そして試合運びのまずさが目に付いた背景について、こう見解を述べた。

「レフェリーの基準がよくわからなかったというのは正直あります。
だけど、これくらいボールに来る、これくらい来てもノーファウルなんだというのを選手が感じるのが遅すぎた。
その圧力に押されながらボールをロストして攻め込まれた。
もっと球離れを早くして、サポートを早くしなければいけないですし、我々が球際を勝たなければいけない」。

掲げるのは「日本一の練習」。厳しくボリュームのあるトレーニングを繰り返しているというわけではない。その真意はこうだ。

「日本一というのは(練習の)メニューじゃない、選手の姿勢なんです。
そこを我々はフェアに見てなければいけないし、選手がフェアだと感じれば、おのずと他の選手の姿勢も変わっていく。
頭から湯気が出るような毎日をいかに過ごして、そういう選手がチャンスを与えられていくということこそが、
このチームがメンバーを変えていってもレベルを落とさない唯一の方法だと思っている」