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茨城県高萩工事事務所日立駐在所の男性職員(50)が昨年8月以降、JR常磐線で正規の運賃を払わない「キセル乗車」などを繰り返したとして、県は15日、職員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
県によると、職員は水戸市の自宅から通勤しており、常磐線の常陸多賀駅までの通勤定期を所持。高萩工事事務所(高萩市)にも定期的に出張し、その際、常陸多賀-高萩駅間の運賃420円を支払う代わりに、事前に用意した南中郷(無人駅)-高萩駅間の190円の切符を使用していた。
高萩に出張するたびに、次回に備えて南中郷からの1駅分の切符を購入していたという。昨年11月に、不審な態度などに駅員が気付き、同じ方法での不正乗車を10回ほど繰り返していたことが分かった。
他にもグリーン料金を支払わずにグリーン車を複数回利用し、不正乗車の金額は計約8540円に上る。職員はJRから損害金として134万7600円を提示され、全額納付した。
職員は県の聞き取りに「高萩駅でみどりの窓口が閉じたため、追加料金を払うのが面倒だった。信頼を損ね、深く反省している」と話したという。JR東日本水戸支社によると、不正乗車を繰り返した期間の長さなどによって、高額の損害金を請求する場合があるという。

tps://www.tokyo-np.co.jp/article/327386