実際に2018年夏のイニエスタ加入に奔走し、先頭に立って神戸の「バルサ化」を公言してきた楽天グループの創業者、三木谷浩史会長はどう思っていたのか。

 祝勝会が開催された神戸市内のホテルで行われた優勝会見。三木谷会長は吉田監督と大迫ら選手たちがコミュニケーションを密にした軌跡をまず称えた。

「今シーズンのチームはかなりオープンに意見を言い合える、風通しのいい環境にあったと思っています。そのなかで監督と選手との間で、どのようなサッカーをやれば勝てるのか、という議論がかなり出されたとも聞きました」

 同会長はその上で「バルサ化」と対極に位置する戦い方を素直に認めている。

「スタイルとは所属する選手で変わってくるものだと思っている。なので、いろいろな意見をぶつけ合ったなかで生まれたスタイル、ということでいいですよね」


三木谷意外と考えてんじゃないの今度はアストン・ヴィラと謎の提携してるし