群馬テレビだけじゃない!「ローカル局」の窮状
売上高は軒並み縮小、"存在意義"すら問われる
2024/01/27

■県の広報番組終了が追い打ちに

打撃となったのが、群馬県の広報番組が2022年3月に終了したことだ。「広報番組からの売り上げは年間1億8000万円程度で、会社にとっては大きなダメージだった」(武井氏)。

「(金銭で)協力しない市町村は取材に行く必要はない」などの武井氏による問題発言は、この番組改編をめぐる社員や組合とのやりとりの過程で出たとされる。

売上高が急激に減少する中で、報道機関としての機能や存在意義を維持しつつ、いかに生き残るか。こうした葛藤は、群馬テレビ以外のローカル局も同様に抱えている。

https://toyokeizai.net/articles/-/730522?page=4