横浜Mは10月3日にアウェーで、浦和は4日にホームで第2節も控える。また、11日に第1戦、15日に第2戦が行われるルヴァン杯準決勝は横浜M-浦和のカードで、両クラブはJ1最終節の12月3日までに少なくとも公式戦を12試合、11月4日のルヴァン杯決勝へ駒を進めた方は13試合を戦う。

ACL開幕に伴う連戦中に、横浜Mと浦和は先発の多くを入れ替えた。横浜Mは仁川戦で直近のJ1だった9月15日の鳥栖戦からGKをのぞく先発10人を入れ替え、仁川戦から中4日で臨んだJ1鹿島戦で先発8人を変更。浦和は武漢戦で直近のJ1だった15日のJ1京都戦から先発5人を入れ替え、長距離移動を含む武漢戦から中3日で迎えたG大阪戦は先発4人を変えている。ともに主力中心でJ1優勝、サブも活用してACL1次リーグ突破の二兎を追う構えだ。

9月以降、中3日以内の連戦を横浜Mが8~9回、浦和が9~10回こなすのに対し、神戸は8月30日の天皇杯準々決勝の熊本戦から9月3日のJ1京都戦の1回しかない。逆に9月末から約3週間、10月末から約2週間、11月中旬に約2週間と試合間隔があく。体力的には余裕を持って戦えるだろうが、公式戦のような緊張感のある実戦から離れることでリズムが狂う恐れもある。