「カードの発行に関係なくマイナンバーは全員に付いてるし、個人情報もそこには登録されている。
もし、国から個人情報が流出したら、カードの発行に関係なく、全員分流出するのでマイナンバーカード取得しなくても同じだよ?」
なんてことを言う想像力のない人を時々見るよね。
個人情報と顔写真と紐付くことでリスクが大幅に上がるのが問題なわけ。

顔写真があると、悪人が漏れた情報の住所へ行ってその付近でその顔の人をみつければ、
それだけでターゲット本人だと判別できる。犯罪者が圧倒的にやりやすくなるわけだ。
犯罪者はターゲットとなる人をすぐに判別でき、
空き巣、誘拐、レイプ、詐欺などなどあらゆる犯罪がスムーズになる。

一方、顔写真がない人の情報だと本人確認がすぐにできないので、
本当にその人の情報かがまずわからないし、
どの人がターゲットの人かを確かめる必要が出てくる。

それだけ手間やリスクが発生するので、犯罪者は顔写真がある人から狙う。

顔写真を登録してない人=ドアに鍵をかけてある人
顔写真を登録してある人=ドアにカギがかかっていない人
みたいなもので、
空き巣をする人はどちらの家を優先して狙うかは自明だ。
想像力を働かせれば、そうやって顔写真を登録しないことでリスクがどれだけ減るかがわかる