中学高校は公立校の補欠、大学も入部できず…それでもJリーガーとなった男の嘘のような本当の話
https://www.nikkansports.com/soccer/column/writers/news/202302130000738.html

■26歳で一度現役引退から一転
>Jクラブから声がかかるわけもなく、ザスパ時代の監督が指揮を執っていた北信越1部リーグ所属のサルウコス福井に練習参加し、加入した。
>そこではレギュラーを獲得し、JFL参入のための地域決定戦まで進んだが、あと1歩のところで昇格を逃した。

>「もう厳しいなってなって。レベルも高くないし、面白くもないからやめようって思って。引退のリリースは出していないけどサッカーやめたのよ」と26歳で現役を退いた。
>「それで、警視庁受けていたのよ。機動隊サッカー部があるって聞いて」と現役引退こそしたものの、サッカーを軸に次の職を選んだ。

>地頭の良さは健在で、警視庁の筆記試験をパスし、最終面接まで進んだ。面接後に結果を待っていた3月、突然スマートフォンが鳴った。

>「グルージャ盛岡(現・いわてグルージャ盛岡)が選手を探している」

>ザスパ時代の知り合いからだった。当時J3のグルージャは第2キーパーがアキレス腱(けん)を断裂し、第3キーパーが契約解除となって、
>リーグ戦まっただ中でチームに1人しかキーパーがいない非常事態に陥っていた。
>現役を引退してすでに5カ月が経っていた。体も動かしていなければ、もちろんボールは蹴っていない。
>しかし、電話主は「何もやっていないやつを取るわけにはいかないから、動いていたことにして」と告げたという。

>「東京の友だちの家に居候してバイトとかしていたんだけど、すぐに学芸(大サッカー部)の練習いった。当時の監督は面識なかったけど、『学芸で練習していたことにしてください』ってお願いしたよ」


ジーザス岩政と同じ母校や いいや読み応えがあった