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昨年は韓国、アジア方面は僕が直接見に行って、南米には僕ではないスタッフが夏に行ってもらってる
1年半くらいはコロナ禍で海外へ行けなかった
3年くらい見ているので候補はいるけど、シーズン途中でとなると今はまだ候補が少ない状態
もう一度しっかりと視察をしようという段階

この2年はコロナ禍で映像で撮らざるを得ないとか、現場のリクエストでというケースはあった
みんなで成長させていくという想いで言うと、僕は現地で視察して食事をして
もっと言うとご家族とも会って話させてもらって、いつもオファーをするというのが基本ベース
この2年は出来なかったので、現場の要望を踏まえて獲得してきた

助っ人は成長させなければいけないが、このクラブにはプラスアルファがある
サポーターを中心としたみんなが育ててくれるという文化が出来ている
外国人選手は本当に成長していってるし、うちに居られて幸せだと言ってくれる
サポーターそれぞれが期待されれば国籍問わずに頑張ろうって思う
しっかり応援してくれるんで、信頼されてるから恩返ししたいっていうグッドサイクルの文化がある
獲る時にはそこも考えながらさせてもらっている

・その文化はどうやって出来たか?
岡田武史。岡田さんが考えていたものが当時一緒にいた人間がクラブに少しずつ残していって
それがチーム、選手の文化になり、サポーターへと伝わっていったのかなと僕は思う
これはクラブ内部の話。外部であるサポーターの方々は本当に皆さんが作り上げた文化

・これが文化だと思ってるサポーターは少ない。ごくごく当たり前だと。
みんなにとっては日常。僕にとってさっきのスカウト話は日常なんですね。
でも他の人に話したら「えっ!そんな事が裏では!」って非日常で驚かれる。
サポーターの文化もサポーターが普段やってくれている事は日常じゃないんです。
それを皆さんは持っている。それがストロングポイントなんです。
一緒にクラブを選手を育てましょうというのが僕らにとってはありがたい。