リカルド ロドリゲス監督 福岡戦試合後会見
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(今日の引き分けで今シーズン15引き分けとなり、これはサガン鳥栖と並んでリーグ最多だった。
負け数は川崎フロンターレと1試合しか差がないが、勝てなかった試合の差で勝ち点差が開いている。
どういうところが足りなかったと感じているか?)

「まず、ここまでチームを構築していく時間、プロセスが違うと思います。
彼らはそもそもタイトル争いをしていて、そこに至るまでに年月をかけて細部を構築していったチームです。
そこが違いだと思います。

選手たちのプロファイルで、チームを一つ構築していく上でどういったスタイルがあるのか、
それに合ったプロファイルの選手はどういった選手たちなのか、というところからまずは始めていかないといけませんでした。
実際に構築していく中で、いい選手か悪い選手かという話ではなく、適切な選手なのか、そうではないのかというところが非常に大事な点だと思っています。
そういった点ではメンバー構成のところでシーズンのはじめに、我々がこのスタイルをやっていく上で適切な選手を見つけていけたのかどうか、
今いる選手が悪いと言っているわけでは全くないのですが、そこが果たされていたのか、
それに関しては、タイトルを獲る横浜F・マリノスや川崎フロンターレと、我々との差だと思っています。
やはり、プロセスが最大の違いなのかなと感じます。

ただ、私にも責任がありますし、間違いを冒すこともあります。
徳島ヴォルティス時代には、うまくいかなかったときにみんなが一つになって、このプロセスをどう変えていかないといけないのか、
とまとめていくことが非常に大事だと思っていました。
自分たちが構築してきたことが3年目4年目になってやっと形に出てくるものだと思っています。
先日の記者会見でもお話ししましたが、プレシーズンでは若手の木原 励が唯一のFWだった、
これは優勝を掲げる上で果たして現実的なのかと言われれば、決してそうだとは思いません。
いい選手はいますが、適切だったかどうかというところ、そしてプロセス、時間が足りなかったと思っています」