これマイナビ？

数年でタイトルを意識した強い磐田をつくる」
という指揮官の描いたシナリオ通りに進むほど、Ｊ１は甘くなかった。

若手の指導に定評があった伊藤氏だったが、ベテラン中心の磐田で高度な戦術を浸透させるのに時間がかかった。

なかには指揮官の要求を理解できず、ベンチ外になる選手もいた。
当初コーチ陣が「難しくて分からない」と音を上げたこともあり、一枚岩ではなかった。

試合では指揮官が模索した丁寧に球をつなぐサッカーよりも、手数をかけずに長い球を使った後半の方が、点を奪うケースが多かったのも皮肉だった。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1143719.html