新潟社長コメント

■中野 幸夫 代表取締役社長

本日、2022明治安田生命J2リーグ第41節の結果を持ちまして、当クラブのJ2リーグ優勝が決定いたしました。これまでクラブを支えていただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

今シーズンは、プレシーズンに実施した高知県でのトレーニングキャンプで新型ウイルスのクラスターを発生させてしまい、多くの皆様にご心配やご不安を抱かせたまま、J2リーグの開幕を迎えました。その中で、第1節から4戦続けて勝利できず、序盤の戦いは難しいものでしたが、松橋力蔵監督の指揮のもとで、選手やスタッフが結束を固めて戦いに挑んでくれました。

J1昇格という目標から目をそらさずに日々取り組んだトップチームは、3月下旬から5月にかけてホームゲーム10連勝をつかんだことや、1度も連敗せずに勝点を地道に積み上げてくれたことなど、“より攻撃的に”を体現してくれたことが、このたびのJ2リーグ優勝に繋がったと感じますし、選手やスタッフを誇りに思います。

また、前節のホームゲームでは今シーズン最多の32,979の方々にご来場いただき、スタジアムに駆け付けていただいた皆さんをはじめ、パートナー企業の皆様、全30市町村のホームタウン関係者の皆様、アルビレックス新潟後援会の会員様など、アルビレックス新潟に関わるすべての方々と共にJ1への昇格の目標を達成いたしました。

そして、J2優勝を果たした今、支えていただいた皆様に、心の底から感謝の気持ちが込み上げています。また、感謝の気持ちと同時に来季を見据えた戦いの始まりでもあると、気が引き締まる思いです。より強敵のそろう日本最高峰の舞台で対等に戦うためには、正直に申し上げて、財政面の成長が不可欠です。サポーターの皆様には、来季も継続的に周囲の方々へ観戦の呼びかけを、パートナー企業の皆様には、クラブのご支援の輪を広げていただく呼びかけにご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

次節は、今季の最終戦です。観戦チケットは完売となり、再びビッグスワンは満員となる予想です。クラブ創設時から支えてくださる皆様、2004年のJ1昇格時からサポートしてくださっている皆様、J2リーグで戦った5シーズンの中で仲間に加わってくださった皆様。クラブと共に歩んでくださる皆様のために、トップチームは感謝の気持ちを込めて戦います。試合終了の笛が鳴るまで全力で戦う選手たちに、大きな拍手をお送りいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。