広島撃破で天皇杯制覇…J1勢に5連続下克上の甲府にスキッベ監督「(J1との)差はほとんどない」

サンフレッチェ広島を率いるミヒャエル・スキッベ監督は、天皇杯のタイトル逸に肩を落としつつも前を向いている。試合後会見で語った。

「前半は甲府の方がやりたいサッカーができていたという印象があります。
後半に入り、ボールをはやく簡単に動かせるようになりました。延長戦では完全にペースを握っていましたが、PKは不運でした。
負けた我々としては、ここまでの戦いが思い出に残るだけ。選手たちはみんな悲しみに暮れています。
ただ、スポーツは勝つ者もいれば負ける者もいます。負けた者として、しっかりと切り替えてルヴァンカップ決勝に臨みたいです」

「(J1とJ2の)差というところで言えばほとんどないと思います。日本の選手たちは様々なところで良い環境で育成がされています。
それ故にプロで活躍している日本人選手たちは非常に優れていると感じています」

そして改めて「少し時間は掛かってしまうかもしれませんが、次に向かって立ち上がり、
向き合っていかないといけません。それがスポーツだと思っています」と悔しさもにじませながら、次に向かっていく大切さを強調したスキッベ監督。
素晴らしいサッカーを展開してきた2022シーズン、タイトルを手にすることはできるのだろうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa3d96938f52193caadabd4583a150eef681730