>>131
33巻?
そこは最上勢が小野寺の柳田城攻めで、
円通寺の剛勇にさんざんに最上側が悩まされたり、
鮭登の郎党が弟が傷を負ったのを見て周りの人々が治療すれば助かると見たが、もうお前に生き甲斐ないよって言い放って弟の首を斬ったり、柳田城中の女童が逃げ隠れるのを追いかけ回して追詰め散々に切捨てたり、女童を天井の梁に取り付けぶら下げ槍や熊手で引き落とし突殺。
女下部の老人が助け給えと手を合わせ泣き悲しむのを手足を縛り胴切り、衣装を剥ぎ取り裸にし仰向けに踏み返し、腹を裂き首を切り笑いまくり阿鼻叫喚の言語に絶する悪逆。こんな感じで小城を撫で切り483人討ち取り。
さらに最上軍は10歳くらいの童男や童女の父母兄弟が目の前で殺され、走り倒れ泣き叫ぶのを拉致って、
雪の中を湯沢まで連れて行って柳田の兄弟の男子かどうか詮議すると言いながら、吟味を一切せずに全て虐殺。
この悪逆に「此人々の行末を見まほしや。」と嘆じる。
行く末は言うまでもなく最上兄弟争い死にまくった挙げ句に最上改易で当然の報いを受けた場面で奥羽永慶は筆を置いている。