P202〜204の章で
安土でおこなわれた馬揃は若公(義尋)に捧げられたものと書かれていてその根拠として

P203で
「信長はこの人物に「我ら一同あなた様の軍隊です、どうぞご覧ください」とばかりに姿勢を正したであろう。わたしは先学の指摘(278)に倣い、これを若公(義昭長男)と考える。」


この注278は久野雅司著 「足利義昭と織田信長」とされてるが
この書のどこにも安土で行われた馬揃が若公へのものとは書いていない。
書かれているのはその年の正月に京都で行われた馬揃に幕臣が参加していることで その前に義尋の記述があるが信長のもとにいると触れているのみで
馬揃の参加の記述もない。