金銭同様に、人間関係を損得勘定で考え、自分の利益になるかどうか
で判断し、行動します。自分の利益のために平然と嘘をつくことで、
身近な人を道具のように不当に利用しますが、罪悪感や自身の加害性に
対して無自覚なので、そんな自分を合理的思考ができていると自己肯定し
ます。
不快な状況になると、身体の感覚は切り離されて、本当の自分は何をして
いいか分からず、その場その場で反応していくようになります。
過去を見ると空っぽの自分がいて、自己存在感は希薄ですから、
想像性や身体感覚に乏しく、そのような自己の不全感がバレない
ようするために、手段の正当性を考えずに自分を良く見せようとします。