2016年にM県N市の食品会社で発生した、N国人留学生の右腕切断事故は、当時の工場長であるM氏が効率化のために肉をミンチにする機械の投入部に設置してあった、安全カバーを切断したために起きました。
取り調べをしたS労基署の担当官も、その事実を把握していたにもかかわらず、雇い入れ時の安全教育不足でしか書類送検せず、また元工場長は被災者に安全カバーを取り外した事実を伝えずに安全管理の不手際でお詫びして示談成立。
本来は業務上過失致傷罪で罰すべき事件です。