昨年11月頃、淡路島玉ネギの産地偽装について報道があった。
中国産玉ねぎをコンテナ船で輸入し神戸港で陸揚げ、
そのままトラックに積み替えて淡路島へ運び込む。
(一部の)農家の人達がそれを買って「淡路島玉ねぎ」と
書いてある箱に詰めて出荷との噂が…。
その報道があった直後、近所のスーパーから淡路産玉ねぎが消え、
怪しいと言われたとある商社のホームページからは
玉ねぎのページが削除された。
(何故怪しいと言われたかについては、この商社の荷受場には毎日のように
玉ネギを満載した海上コンテナ車が出入りしていたのをキャッチされ、
動画サイトにうpされたのが発端)
この問題について今年初め、兵庫県が昨年11月から
実施していた緊急調査で、県は今年1月初め「偽装はなかった」と発表。
しかし、産地偽装は地元では半ば公然の事実で、南あわじ市の男性も
「皆が知っている。観光客用の店などは中国産が疑われるので、
(淡路島に)遊びにきた友人らには普通の八百屋さんをすすめている」という。
「結局、身内(農家)の犯罪を暴くことにもつながるため、
ちゃんと調査を行っていないのではないか」(地元関係者)という。
問題が発覚されても未だに解決できていないという事は、
産地偽装の撲滅には程遠い状態ではないか?