おはようございます。

昨日のニューヨーク市場も暴落したので、私のベア型ETFも寝金増となっておりました。

昨日は9月の月末だったので、一部利益確定してキャッシュにしておくことも考えていたのですが、テクニカル的にもファンダメンタル的にも今はその時期ではないと判断して見送りました。

今は高齢者世代を中心として年金代わりに高配当株を持ってる人も多いと思います。このような投資家は短期的な売買はせず、長期保有を前提とした資産運用をしているかと思います。

でも、アメリカの短期債の利回りは4%を超えていますので、株を売って短期債を買うと言う人が増えるのではないかと思います。

なんでかというと、株の長期保有を前提とした投資戦略は確かに有効なのですが、人というのは必ず死ぬからです。

昨日も円楽さんの訃報もありました。高配当株は値動きがあまり大きくないとは言え、高齢者はいつまでも持ってるわけにはいきません。高配当株も株である以上、国債と比べるとそれなりのリスクもあるからです。

それならば、確実に利益を確保しておける短期債が良いとなります。それで、なんで短期債なのかというと、償還期限まで持っていたら、お金は目減りしないで必ずしもどってくるからです。

これが長期債ですと、金利上昇トレンドでは評価損が発生するリスクがあるからですね。

それでは、金利上昇が頭打ちになってから長期債を買えばいいのかというとそれもダメです。

なぜかというと、その頃には日米の金利差の拡大がひとまず落ち着くとドルを売って利益確定して円を買う関係で円高に向かう可能性が高いからです。

為替というのは金利よりも大きく動くものなので、金利だけで飛びつくのはおすすめできないわけですね。

だから、とりあえず株式市場の混乱を避けるために短期債を買っておいて、期日まで持っておき、お金が戻ってきたら株を買うというのがいいのではないかと思います。