和歌山県 川湯温泉 民宿立石 土曜一人12150円

館内・部屋
洗面所、トイレ(ウォシュレット)は共通。浴衣等、アメニティはあり
金庫はなく、部屋に鍵もないので貴重品は預けたりする必要あり
お茶は部屋案内時、一杯出されるだけで他はなく、冷蔵庫もない
布団はマットレスを敷かず、敷布団一枚きりなので正直寝心地はいまいち
壁も薄いので他の部屋の音がよく聞こえる
まあ、普通の民宿なので多くを求めてはいけない

お風呂
実は当日、温泉ポンプが壊れたということで、共同浴場、河原向かいの露天、内湯含め温泉利用不可との連絡あり
ガーンだな……
まあ、水道水の沸かし湯で入浴可能かつ、わたらせ温泉か湯の峰の共同浴場の料金を先方負担してくれるというので行ってきました
よって、以下の情報は見た目と掲示のみのものです
浴場は一つのみの貸切利用。混んでいるときは共同浴場の無料券を頂ける模様
湯船は3人ほど入ればいっぱいの大きさ
源泉は共同浴場のものと同一を使用。高温のため加水のみあり
毎分30L/分ほど供給して45℃〜47℃の新湯を注入。浴槽内もそんなものなので熱い場合は別途加水してね、とのこと
ううむ、アチアチの新鮮湯を味わえそうだったのに残念無念
河原を掘っての手作り野天は可能ということだったので、翌朝やってみるかーと思っていたけれど、これまた雨で断念
ついてなかったなー

食事・夕食
ここのメイン
民宿の形態にそぐわないほどのお料理を出すとの評判
メインディッシュは天然の鮎で、塩焼きで大き目のが二尾、天ぷらで小さめのが二尾も出てくる
他、前菜3種、お造り、酢の物、煮物、エビと野菜の蒸し焼き、茶碗蒸し、天ぷら他インゲンやサツマイモが出てくる
お米もピカピカで評判通り実に美味しいのだが、この時期の鮎は子持ちであり、身そのものの味は旬の時期のそれよりは流石に落ちる
山岡さんの鮎はカスや! と泣くほどの感動はなかった

その代わり、エビと野菜の蒸し焼き、茶碗蒸しに感動
エビの出汁、香りが野菜全体に浸み込み、ピーマンや玉ねぎが実に旨い
茶碗蒸しもトロトロの触感で、燻製の様なスモーキーな香りがする
具は一切なく卵だけで勝負か、と思っていたら梅干しを筋状にしたのが出てきたのには驚いた
紀州ということなんだろうが、あれはまあいらなかったかな(笑

あと、残念だったのがアルコールが弱いこと
温泉が上記のようだったので、珍しく飲むか! と思っていたのだが、日本酒は辛口の地酒しかなく、他、缶や瓶の氷結、ビール等
辛口は好みじゃないから、しかたなしにビールをお願いしたらなんとドライビールで心の中の山岡さんもがっかり
日本酒に合いそうな料理だったのにそこがなんとも残念

食事・朝食
これまた旨し
サンマ? のみりん干し 湯豆腐 サラダ ひじき ちりめんじゃこ大根おろし 漬物 温泉卵
漬物も自家製らしく美味しい
魚はたぶん脂の乗りからしてサンマだったと思うけど違っていたらすみません
固形燃料で軽くあぶって温めて食べましたが臭みもなくご飯が進む
湯豆腐にキャベツが入っていたのは初めてだが、こちらも美味しかったです

温泉が止まった雑談で聞いたけれど、大村屋、すみ家も共同源泉使用ということなので、川湯の自家源泉はみどりや(まつや)、冨士屋、あしたの森でファイナルアンサーかな
しばはどうなのかわからないけど