昨日、雨の中、木曽御嶽山の湯川温泉跡に行ってきました。
ネットでしか調べていませんでしたが、1998年に営業中の温泉を利用した人のブログがあった以後、
2002年には山小屋が廃業した後に訪れたが踏み跡が怪しかったと書かれ、
さらに2005年、2010年にはそれぞれ潰れた小屋までたどり着けたが廃道でかなり危険だと書かれた一方で、
それ以降記録が見つからなかっただけに興味だけが湧いてしまい、行くことにしました。
七合目行場山荘近くの「湯川分岐」からひたすら熊笹の斜面を藪漕ぎで下って行き、迷いながら
1時間半ほどかかってたどり着きました。
山小屋跡は木材の山になっていて、山側の斜面から白濁した硫黄泉が3か所ほどの岩の合間から
流れ出ていましたが、30度行かない程度の「ちょっと温かい」水状態でした。
なので、入浴とかはできませんでした。
帰りは、笹薮の斜面を尾根沿いにひたすら藪漕ぎで直登し、1時間半で油木美遊歩道に上がれました。
先人の方たちの言われる通り「お勧めできる」場所ではありませんでした。