『情熱大陸』にスクエニ吉田直樹氏が登場。『FF16』『FF14』を統括する“吉P”のゲーマーとしての原点と決意が語られる | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
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2023/07/16 23:53

「縮こまったら終わり、って思うんで」
サングラス越しの目は鋭く、紫煙をくゆらす指にシルバーのアクセサリーが光る。
まるでロックスターのようないで立ちの50歳が、今世界から注目を集めている。

吉田はゲーム開発者。人気ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジーXIV(FF14)」、
最新作「ファイナルファンタジーXVI(FF16)」の制作を統括する。
オンラインで楽しめるFF14は、累計登録アカウント数2700万を突破。
日本のみならず世界中でプレイされ、自身も「吉P」の愛称で親しまれている。

開発の現場を取材して見えたのは、誠実で慎重な仕事ぶりだ。
スタッフへの指示は丁寧で、成果を労うことを忘れない。
ゲームの衣装を着て自ら舞台に立ちPRをしたあとは、効果の検証も怠らない。
仕事の原動力は何か...周囲は吉田のことを「根っからのゲーマー」だと言う。
開発中の「FF16」を嬉々として遊ぶその横顔は、少年そのものだった。
けれど、「FF16」発売を間近に控えたある日、こんなことも口にした。
「僕は単なる臆病なんですよ。ゲームが面白くないって言われるのがすごく怖い...」
作り手としての原点は、子どものころ遊んだ小さな公園だという。
その場所を訪れ私たちに打ち明けた決意とは。