NO4244『エジプトのアズハル学者サラフィはスンニーではない』 [2016年09月06日(Tue)]|佐々木良昭
http://blog.canpan.info/jig/daily/201609/06

エジプトには、1000年を超える歴史を誇る、イスラムの最高学府、アズハル大学がある。
世界の多くのイスラム学者は、この大学で学び、それぞれの国に帰国し、宗教分野で要職を占めている。

したがって、アズハル大学の発表する学説や立場は、世界中のイスラム学者たちから、相当な重みをもって、受け止められているのだ。
そうしなければ、世界中のアズハル大学で学んだ学者たちは、自分の権威を失ってしまう、危険性があるのだ。

そのアズハル大学の学長兼ムフテイ(国家のイスラムにおける最高権威者)、のシェイク・アハマド・タイブが、
『サラフィはスンニーではない。』とチェチェンのグロズニー市で開催された、
100か国以上から代表が集まった、世界イスラム宗教者会議で、発言したのだ。

しかし、サラフィはサウジアラビアなどでは、権威ある指導的な立場を、維持しているため、
このシェイク・アハマド・タイブの発言は、大きな政治を含む問題に、発展している。


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