ジーンズの経験は、実質的には中学校の3年生が初めて。
小学校のときに半ズボンのがあったけど、貰い物だったので気に入らずあまり穿かなかったからね。
そのときのが印象的な記憶になっている。
中学1年生の秋に夕食を摂りながらの団欒で半ズボンの薄着っ子が決まり。
ジーンズ(長ズボン)の類は暫くはお預けで、1年生のときに買った半ズボンが窮屈になったのが節目で、
3年生に上がり、あと1年という事でジーンズが引き出しに入った。
しかし、卒業まで半ズボンで通させると意気込んでいた親父は不機嫌だったね。
つり上がった目尻でジーンズの裾を摘み「◯◯っ!」とね。
「◯◯は高校生になってからで良いだろ」で、弟にも「△△が貰っちゃえ」と言っていたよ。
母親との「(長)ズボン、隠しちゃえ」という一言にはちょっと笑ってしまった。

当の本人の俺は、ジーンズのごわつきが鬱陶しく、制服ではあったものの小学校の2年生からの久しい長ズボンの姿に照れがありました。
玄関を開けた瞬間、実はちょっと恥ずかしくなり半ズボンの姿を知る顔見知りに会ったらどうしようと俯き加減だったです。