>>52
音大卒の声楽家さんだったんですか。プロですね。
私は音楽センスはゼロで、好きな曲をただ聴くだけの立場の人です。
ボーカロイドの高いキンキン声が苦手って人は多いと思います。
僕はそこも含めて初音ミクの歌声を楽しんでるんですが、
ただ僕と同い年の友人に初音ミクの楽曲を紹介したいなと思っても、
音楽の趣味が僕とは明らかに異なる彼らに、
初音ミクでオススメの曲がなかなか見つからないんですよね。
「Melt」とか「初音ミクの消失」とか「恋は戦争」とか
僕は大好きなんですけど、もしかしたら彼らの耳にはうるさく感じるかも。
でも「あつぞうくん」の曲なら彼らも心地よく聴けそうだと思いました。
あつぞうくんご本人が唄う「VOSTOK」も良いですね。唄もうまいし。

歌の上手い人が初音ミクのオリジナル曲をカバーしてるのも
たまに聴くんですが、何度か聴いていると物足りなくて結局初音ミクに戻るんですよ。
初音ミクのやや電子音的な歌声は聴く人によっては耳障りかもしれないけど
そここそが個性でありボーカロイドの魅力につながっているように感じます。
この先ボーカロイドの技術が進んで人間の発声に近づけば近づくほど
より多くの人にとっては聞き取りやすくなるかもしれないけど
逆に面白みが失われていきやしないかなと思う次第で。
たとえば徳永英明さんのように、他の人が簡単に真似できないような個性を残したまま
進化していってもらいたいなとちょっと思いました。

DX-7がモチーフになっているというのはミク関連の記事で以前読んだことがありました。
初音ミクを含めて、近年海外で人気の日本のポップカルチャーの原点は、
DX-7が発売された1980年代かもしれないですね。
あとパッケージ絵のキャラデザインも良くできてますよね。
ルックスが可愛いし手足が長いからダンスをさせても様になる。
pixivに初音ミクのイラストが大量に投稿されてますが、
こうした絵師のみなさんの活躍もミク人気に貢献してると思います。