キャラバンは『聖ダンスタンス通りの盲犬 / Blind Dog at St. Dunstans』(1976年4月)までだな。
『Better by Far』はキャラバンのアルバムじゃないと思えば、よくできたポップ・アルバムで一応傑作といってよいが、
ポップになったプログレ・バンドというのは、ペニスを切断したかつての性豪のようなものだ。
『The Album』と『Back To Front』は、『Better by Far』と比べても、かなり見劣りする。
とくにパイの作曲能力の劣化が目立つ。