私は2015と2017の東京初日に行きました。
2015年は、重いテーマを含んだ新作Standing in the Breachのツアーで、
震災後初の来日だったので、観客も気構えて緊張感がありました。
フクシマに言及した3.11はBefore The Delugeが最後でした。

今回は「また戻ってくるよ」と言って日本を去った2015年からわずか2年、
観客も「お帰りなさい!」という熱気で、最初から拍手が鳴りやまなかった。
前回と違って、心が打ち解けていたし、ジャクソンへの遠慮もなかったよ。

ライブ盤=熱狂でなければならないわけではないし、
観客のやや遠慮気味な感じも伝わってきて、
2015年のジャクソンと観客との距離感や当時の空気感を感じられるアルバムだと思いますよ。