柴田恭兵 8年ぶり「帰ってきたあぶない刑事」に「永久的な使命なのかもしれない」
2023年11/1(水) 16:12Yahoo!ニュース

10月29日にクランクアップしたばかりの本作。ストーリーの詳細は伏せられたが柴田は「また帰ってきちゃいましたが若い監督やスタッフが新しい感覚で撮った映像で全く違う“あぶデカ”になっていると思う期待してください」と自信の笑み。館も「相変わらずチームワークが良く、素敵な映画が出来上がった。ちょっと切ないけど最後は元気になる」と腕を撫した。今回の取材で俳優柴田恭兵が真の思いを語ってくれた。
「来年でデビュー50年を迎えるんですよ。今まであぶデカをやってこれるなんて思ってもなかった。何回も辞めたいと思って伝えたんだけど、その度に止められて説得され絆されてヅルヅルとここまで…公務員なら普通に定年退職よ(笑)みっともないじゃないいつまでも。」
『あぶない刑事は柴田恭兵のドラマだと言われています、特に男性ファンからの認識は深く絶対です』と言う質問に「最初は不安だったのよ、今もそうなんだけど、ちょっとやってこの仕事を楽しめたらそれでいいと思ってて。そしたら僕の知らないとこでユージのイメージが勝手に広がり1人歩きしてた。それが息苦しい時期があって会う人達がみんなユージと呼ぶ。俳優と言う職業を選んだ訳だしいろんな人物を広い世界観で演じたい。確かにあぶデカは僕の中では大きな存在。でも長くこの仕事をやってきたキャリアの中での通過点に過ぎない。」
『でも我々にとってタカとユージは国民的なヒーローなんです。』と振ると
「自分ではそうは思ってない。そう言う事って周りに受け入れられ評価される事だから。身内だけの話なら強く断れた。しかしファンのみんなが止めないで欲しいと望んでる事を知った時、やり続けて行かなきゃと言う思いになった。ずっとその繰り返し。ファンは裏切れないからね。正直こんなにまでなるとは思ってもいなかったのよ。これは僕にとって永久的な使命なのかもしれないね。」