この世界の片隅にのアフレコって、片渕監督の方針なのか、みんなあんまり声を作っておらず、素のまんまの声でやっているように感じた
だからすずさんの声はのんのまんま
もともと出役であるのんは、なおさらその印象が強く、冒頭の辺りではそれを意識させられずにいられなかった
その上で、そののんの声が徐々にすずさんに思えてくるというマジック
最後にはすずさんの声はのん以外に考えられないとまで、思わせる域に達していた
まさにのんの役の理解と演技によるところが大きいと思う