>>873
佐藤愛子先生も大阪出身で、田辺先生は「女学校の少し年上のお姉さまのような懐かしさ」と言ってたね。
実際はドラマよりもっとざっくばらんな付き合いで、田辺先生が渋る佐藤愛子先生と司馬遼太郎氏を
自分が好きな宝塚の舞台に「一度見たら絶対好きになるから!」と引っ張って行くような間柄、
司馬さんはそれでも舞台の細かい部分までよく見て感想を言ってくれたけど、
愛子先生は一言、「うーむ」と唸ったのみ、という話が面白くて好き。

司馬さんも佐藤愛子先生も、田辺先生とは対等な交流が続いていたようだけど、
ドラマだと二人とも大御所扱いになって感じが変わったのがちょっと残念。ドラマだから仕方ないんだけど。
今回の「猥褻とは」談義は田辺先生の「ああカモカのおっちゃん」にも出てくるけど、
佐藤愛子先生はおっちゃんに「あの人は大型のわんぱく」と評されるようなサバサバしたユーモアのある方だよね。