NHK朝の連続テレビ小説「芋たこなんきん」 ★3
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ヒロインは戦後必死で生きるのに忙しくて
戦争で失ったものや父親の死を、やむを得ず受容してきたのでしょう
それは本人の心の傷としてずっと残ってふとした時にスイッチが入る
雑誌を捨てた子供に色を成して怒ったのと
夫の先妻の法事にゆかりの人皆を招待して思い出を語ろうと言い出すのは同根
先妻が立派な作家で妻で母で尊敬してるのは嘘ではない
その家庭での空席にスライドして自分が納まっているような巡り合わせは
罪悪感とまで行かなくともほんの少し気が引ける感じはするのだろう
このエピソードでのヒロインの行動は法事のしきたりをわかってない非常識な人だとか
家族の気持ちより自分の気持ちで押しきろうとしている得手勝手な人だとか
そういうことではないのだと思う
先妻を忘れてはならない、思い出を蔑ろにしてはいけないとわざわざいうのは
つまりは先妻の不在という存在が彼女自身の人生での喪失感をチクチク刺しているからだろうと思う
結局そこがこの人の弱点なんだとわかる
完璧な人間は居ない、こんな風に波風たてたり失敗もするけれど
その辺の彼女の気持ちもカモカのおっちゃんは言語化はしなくてもわかってると思える
そういう二人なのだと描写されてきたから >>647
ドラマより実話の方が再婚までの期間は短い
あまりに早いのでドラマでは若干配慮したと思われます >>647
心の中に生きていても再婚はできるんやで? >>651
川野彰子(1928年〈昭和3年〉 - 1964年〈昭和39年〉9月11日)
田辺聖子、川野純夫と知り合い1966年に結婚(入籍はせず事実婚)
事実婚までの期間は、おおよそ事実でしょ >>652
そんなことは人それぞれだろ
健次郎は変わり身が早かったなと感じただけ >>653
前の奥さんの小説はおせいさんのとは違って
子供が読んではいけない作品ばかり なるほどな
町子は真っ直ぐで
孝子は末っ子特有だよな 昔は再婚は早かった
山本周五郎なんか愛妻家だったけど四人の子供を作った奥さんが亡くなった翌年に再婚してる
変わり身が早いとかそういう問題ではなかったんだろう 昔は奥さん亡くなったら周囲が後妻とるよう世話するでしょ
女が子供の世話する時代だったから子供の世話する奥さんが必要なわけで
私の祖父も後妻とったし(私がずっと祖母だと思ってたのは後妻だった)そういう時代でしょ ただまあ田辺聖子の場合は売れっ子作家だったししばらく別居婚だったし家事や育児が目的ではなかったと思う
山本周五郎もそういう面があったみたいだけど妻亡きあと心の支えになってくれる人が欲しかったんじゃないかなあ
田辺聖子が「夫は前の妻を亡くしてつらい思いをしているので私は夫より先に死んでまた同じ思いをさせたくなかった」って言ってた 病人は亡くなるまでが長いし辛いし暗いから
亡くなったら新しい生活が始まるという感覚もあると思うよ
実際親を看取ると感じる 子どもたちが思い浮かべるおかあさんが特別感動的なことを言ったりしない自然体のおかあさんなのがいいなあ
このドラマのこういうところほんと好き 目を閉じてお母さんと会話させるシーンマジで泣いたんだけど、影響はその後に出てくるのか…
でもほんと名シーンだった 鯛子に惚れた小学生が明日以降絡んでくるのかなとか想像してたら
どえらい濃くて極彩色のおばちゃん登場でぶっ飛んだ >>653
ドラマでは、前妻さんが亡くなったのを昭和38年の12月にしてる
再婚が昭和41年10月10日(挙式)
約3年あったことにしてる ドラマにケチつけるつもりは無いけど今週の町子の行動はなんかいただけない
故人を偲ぶ忘れてはならないいうのは分かるがなんか自己満足に見えてしまうわ
作家としてリスペクトがあるからこそのことだろうし 最初こそ作家としてだけのリスペクトだったと思うよ?
だけど、澄子さんのつけていた家計簿が出てきた事で、大家族を影で支える主婦として、何より5人の子供たちの母親としてリスペクトも生まれてきた。 >>670
みんながあれだけ楽しそうに思い出話して、子供たちが心の中で会話したのに何が独りよがりなの?
確かに子供たちには影響出てしまつだたけどそれは明日解決するだろうし、立派な故人をちゃんと悼みたかったんでしょ すまん、土曜もあるから土曜までに解決するだろうし、だ >>670
その影響が由利子に出始めているから土曜日まで見たら今日までの流れと違うのかなと思っている >>674
今回は子どもたちに不穏な空気が流れ始めたから
土曜日にどう収めてくるか見ものだと思ってる。 >>672
あの会話も言われてやらされた感じだしねえ
まあ、ああいう教育というなら有りなのかもかもしれんけど
それでも自分があの立場なら出来ないわ
多感な時期にどう影響があるかわからんし 「母親に先立たれた」というビハインドをどう乗り越えていくか?
こればかりは当事者である子供たちにしか出来ない事でもあるからね。
生前の仕事が仕事だから、魅力的な男性達が登場する作品のページを開くという形で向き合う時も来るだろうし。 来週半ばで折り返し地点を迎えるけれど、前半の時間経過は2~3年と言ったところか。 無理やり物語を作ろうといろんなエピソードを詰め込んでるちむどんどんより、
特に大きな事件もなく日常の些細なことを描いてる芋たこのほうがよほどドラマチックだな
放送当時あまり視聴率がよくなかったのは、派手なものが好まれる時代性だったのかな >>686
自分は天花(70作目)わかば(71作)ですっかり視聴しなくなり
74作目の純情きらりであらすじも見なくなり
75作目の芋たこに関しては完全にスルーしていた 鯛子に惚れるのはわかる
町子の容姿だったらああはならんけど 次回予告の町子と由利子の様子からして、おかあちゃんの味は明日で万事解決か。 やっぱり思い込んだら一直線の人なんだ町子は
それがいい時もあればそうでない時もある
春子はいけずな性格だと思ってたが今回は共感出来た きんぴらの味を再現できないかって町子発言に
それはあまり意味ないようなーと思ったので
八木沢さんの「意味ないです」台詞に小さく拍手 >>686
ちむどんはあんなもんでしょ
上白石が要らんけど 糠漬けというところが重要。
既存の糠床に炒り糠と塩などを足していくから、澄子さんの作った徳永家の味がダイレクトに残る。 >>698
昨今のように、ビニール手袋が普及していれば、
オリジナルの糠床が保たれるが、
当時は素手で扱っていただろうし、
掻き混ぜる人の手の常在菌によって味が変化するので、
イシさんや、おりんさんの味の糠床になってしまっている >>699
なるほど、去年の夏の時点で既に味変している可能性があるのか。
そうなると、明日は由利子が失敗したきんぴらの再現になりそう。 本放送時は女学生編が寒くなってきた季節で、今週は年末近づいてきてで切ないというか寂しさ感じながら観てたけど、上半期に観てるとなんかまた違った感覚で面白いな 本放送時は女学生編が寒くなってきた季節で、今週は年末近づいてきてで切ないというか寂しさ感じながら観てたけど、上半期に観てるとなんかまた違った感覚で面白いな >>687
天花の破壊力はすさまじかったな
純情きらりはけっこう楽しめたわ オープニングのクレジットで何故アムールのママ? と疑問に思ったけれど、まさか澄子さんの糠漬けをママがホールドしていたとは。 結局糠漬けだったんだね
まさかアムールにあるとはw
糠漬け好きだから、美味しそうだったな
料理しっかり教えてあげるところも良かった
最後のけんじ、ツンデレかわゆす 手料理と言えるかわからんけどって気持ちはありつつもお母さんの糠床で着地したのはうまいなー
きんぴらのレシピを誰かが知ってるとかだとフーンだしw さつまいも料理のシーン
いしだあゆみが素で笑ってた
町子のアドリブだったんかな 最後の照れ臭そうに町子を心配する健次郎良かったわ
次週も楽しみ まさかアムールのママが伏兵だったとは
「一旦手にしたもんは絶対離さない主義」って
町子のお父ちゃんの遺言とかぶっとる
(8話)
カモカの先に逝ったらあかんでにほろり おいもさんやなんきんを甘う煮いたんは定番のおかずやったんやが大阪に住んでてもよその地方出身やと珍しいんやね。 ツネさんを町子が説得するんじゃなくて澄子さんの家計簿を読んだことで検査の結果と向き合うことにしたのいいなあ
命は神さんからの預かり物だから返せと言われたら返すしかない、でも利子はこの世に置いていけるって言葉もよかった
ところで来週は本放送時に年末年始で変則スケジュールだったから土曜に2話分放送するんだね
録画の人は気をつけて >>714
ありがとう!
来週土曜の放送分が78話・79話になるのね。
土曜日に全てが解決する流れは変わらなくてホッとした。 遺品の家計簿の扱いが雑じゃないか?
ツネにまで公開しなくていいのに >>704
でもヒロイン役の人は黒歴史扱いしてないのは
純と愛の夏菜と同じ ツネさん、別れ際に「おさがわせしました」って言ってたけど「お騒がせしました」じゃないの?方言?
思わず字幕を確認してしまったw
字幕も「おさがわせ」だった この朝ドラは名作だから黒歴史にするようなドラマじゃないよ
ただ当時だけでなく、今のSNS時代にもし放送されてもやっぱり視聴率は出ないというか、まず作られないタイプの朝ドラだろうな
今は必ず若いイケメン枠あるし、展開もやたらドラマティックだもんな
でも芋たこみたいな日々の日常を面白く丁寧に描いてくれる作品も貴重だな >>714
このドラマいろんな事が繋がってくるのがいいね
誰かに影響与えたり与えてもらったり
ツネさんもガンではなくてハピエンで終わったのも今週はほっこりした締め方でよかった
晴子が法事反対したのも自分も辛かったからなんだって分かったし、糠漬けの件をみんなの見えないところで笑顔で聞いてるところよかったな 学生時代に父親の校長が自殺してしまった友達、長崎に行ったよね
原爆で亡くなるの決定と落ち込んだけど、その後原爆のエピあった?
なんか見逃したかな >>725
特にその後の話はなし
でもこのドラマだと不思議とそれも人生かなと思える
カーネーションもパッチ屋の大将とか洋裁の先生とかその後が気になる人かいるけど出てこないなら仕方ないなと思える
実在の人のエッセイを読んでるような感覚だからかな >>714
面倒だが録画の設定を変更しないとな
失敗したら日曜のまとめ放送を見ればいい >>727
カーネーションなら綾野剛の役は長崎に帰ったのか? >>725
女学生時代の友人が現代編に出てこないのを見ると
戦争で町子の家も焼けて、みんな精一杯生活してる中
音信不通になったんだと思う。
ドラマ初期に通っていた文学学校の友人2人は
大人になってからの友人だしね。 >>727
やっぱり後日談なかったよね
戦争末期に長崎帰るなんてフラグ立ちまくりだけど後日談が何もないのはさすがに違和感あるな
長崎の設定にした意味が特にない >>733
後日談を創作すれば何とでもなるだろうが
お聖さんの身の回りで起きた出来事で
長崎でどうなったかまでは知る由もなかったんでしょう。 このスレ見て思い出したカーネの周防も長崎に帰ったんだったな
町子の友達もだけどやはりどうなったか気になるな >>732
文学学校の3人組は、カモカの先妻さんとののことがベースになってるのだと思う
田辺聖子、川野彰子、島京子 3人がしゃべり友達だった時期はあった
知り合って8か月ほどで川野さんが亡くなるのだけど >>731
>>735
カーネの周防さん、綾野剛は夏木糸子になってから後日談がある 書きかけで投げちゃった
尾野糸子時代にもぽつぽつと周防さんの原爆病の奥様が亡くなった事、その後「長崎に帰った」と組合長から聞いたりもする
視聴者の私も糸子と一緒になって「そうなのか」と哀しく寂しいながらも消息がつかめた事を嬉しく思う演出が素晴らしい作品
芋たこの町子の友人も説明は無くとも「長崎に引っ越す」という設定だけで亡くなったのかもしれないと想像できるし、亡くなった事を改めて知りたくないな
長崎に引っ越したものの奇跡的に原爆の被害ににあわずささやかながらも元気に過ごしているという噂話なら聞きたいけど
私に限らず芋たこの愛好家は描かれない部分も想像力で補完 >>714さんの情報を見て録画予約を確認したら
うちのレコーダーでは最後の回だけ30分番組になってて追加予約の必要がなかった 明日は前半の総集編なのかな?
予告を見たらそんな気がした カモカのおっちゃん、かく語りき
めっちゃ良いじゃんw
ステレオは高いの買わされたけど、他のプレゼントはお金出してくれたんだからありがたいよね 当時の13万円って130万円ぐらい?
一種の送りつけ商法だなw >>746
そこまではw
消費者物価指数で4~5倍くらいかなあ
50~60万くらい?
だけどインフレがすごい時期だから高価なものでも月賦でバンバン売れたんだよね
うちも別に金持ちでもなかったけどああいうステレオあったなあ あの夫婦は無駄金は使わないけどお金はあるから買えるし結果的に良いんじゃね >>743
そう、明日から木曜まで総集編。
『楽天乙女』を書き上げた時と同じ要領で、健次郎との出逢いから現在までを思い出しながら『カモカのおっちゃん、かく語りき』を書き上げるという流れ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています