第9話は原作でも反響が大きかったエピソードだというが、
果たしてドラマ化したのは妥当だったのか?

当時10歳の根本真陽に、あの役をやらせるのは適切だったのか?
スタッフも葛藤があったみたいだし、
本人や両親とも話し合った、と説明はしているが。

ドラマ自体には直接的な描写は無かったものの、
彼女自身、自分が演じた子が受けた性被害を想像、言わば「脳内経験」しただろうし、
大人と違って現実との折り合いがつかず、
実際に経験したも同然の影響を受けた可能性だってある。
彼女は当時まだセックスの経験も無かっただろうし、
そんな子にレイプ被害を「仮想体験」させる事で、
将来にまで与えるかもしれない影響まで、スタッフは配慮したのだろうか?