>>78
 (ストーリー)
  大岩洋介は東京の或るラーメン店の店主をしていたが、
  97年頃平成不況のあおりを受け、地元商店街が廃れる、
  何とか存続して欲しいと願う、地元の商店主等のバックアップにより、
  地域の商店主が集まりオヤジバンドを始める、大岩はそのリーダーを勤めるが、
  当然の如く予算は無いので、嫁いだ娘の旦那を引き込むなどしながらこなしていた。
  「何時までも少年の様な夢ばかり追っている」大岩を
  美和は「この人についていこう、苦難を救ってくれたから」と
  店のレジ係追い出しを皮切りに姑キミを店の経営から遠ざけてサポートしていた。
  或る時期まではそうだった。
  最近長男(実は冬彦の子ども)と大岩の仲に亀裂が走り始めていた
  長男は冬彦に似て、成績は優秀だが、運動音痴で、
  大岩はその様な長男の言動、特に「こんとんじょのいこ」が気に入らず確執を起こしていた、
  長男は奨学金で東京大学に行くと云う   俺に甲斐性が無いのかと云う大岩
  長男は東京の大学に合格し、   大井精機社長宅で家庭教師のアルバイトを始める、   その社長が何と冬彦だった。
  社長は多少プライドは高いが優しく接してくれた   冬彦はそれが息子だとは気付いていない
  冬彦は自宅でアルバイトをする息子に   会計士の資格を取れと勧める
  或る日その少年と食事し生い立ちを聞かされる   冬彦は「僕の子どもか」と思ったが、
  「ここは、経緯を聞かされると拙い」と思い、  平生を保っている
  大学卒業後少年は補助者としてそのまま会計事務所に勤め
  数年後試験に合格   お祝いに来た、大岩と五月と冬彦が再会
  思いつきで書いてしまいました