0078名無しさん@お腹いっぱい
2013/03/07(木) 21:48:11.75ID:j3oA6ZM0(ストーリー)
大岩洋介は九州の或る実業団ラグビー部のコーチをしていたが、
97年頃平成不況のあおりを受け、廃部の憂き目に、
何とか存続して欲しいと願う、地元のOB等のバックアップにより、
地域のラグビークラブとして存続、大岩はその監督を勤めるが、
当然の如く予算は無いので、歩合制のセールスマンや長距離トラックの
運転手をしながらこなしていた。
「何時までも少年の様な夢ばかり追っている」大岩を
美和は「この人についていこう、苦難を救ってくれたから」と
パートタイマーを皮切りに塾の職員、講師に成り、生活面では
サポートしていた。
或る時期まではそうだった。
最近長男(実は冬彦の子ども)と大岩の仲に亀裂が走り始めていた
長男は冬彦に似て、成績は優秀だが、運動音痴で、
大岩はその様な長男の言動が気に入らず確執を起こしていた、
長男は奨学金で大学に行くと云う
俺に甲斐性が無いのかと云う大岩
長男は東京の大学に合格し、
会計事務所でアルバイトを始める、
その所長が何と冬彦だった。
所長は多少プライドは高いが優しく接してくれた
冬彦はそれが息子だとは気付いていない
冬彦は事務所でアルバイトをする息子に
会計士の資格を取れと勧める
或る日その少年と食事し生い立ちを聞かされる
冬彦は「僕の子どもか」と思ったが、
「ここは、経緯を聞かされると拙い」と思い、 平生を保っている
大学卒業後少年は補助者としてそのまま会計事務所に勤め
数年後試験に合格
お祝いに来た、大岩と美和と冬彦が再会
思いつきで書いてしまいました