>>28>>30
水野忠政「元康よ、都会の駿河から身一つで片田舎の三河に来てくれた妻に悪罵を浴びせるでないぞ!
前もって言っておく。瀬名どのは駿河にいようと思えばいれたのじゃ、それを子供たちを連れて来てくれた
のじゃぞ。感謝いたせ。

元康はそう言うが、上に立つ者がみすぼらしい身なりをしている訳にもいくまいぞ。

ほっほ、瀬名どの、呉服屋気に入られたか。目の肥えた瀬名どのの目に留まった布地、さっそく打掛に
仕立てさせよう。

>>31
よくあることじゃ、お気になさらずともよいw
うーむ、胸が大きいと着物を来た時に些か太って見えるそうゆえ、そのせいもあるのじゃろう。
瀬名どの、竹千代やお亀がまず手本にするのはそなたなのじゃ。子供たちが真似して嫌な言葉は使うては
なりませんぞ。もっとも頭のよい瀬名どのはそのようなこと承知やも知れぬがのう。
子供のことは、亀を産んだばかりゆえもう少し経ったらまた考えましょうぞ。

さすが瀬名どのは反省するのにためらわぬ勇気ある女子。元康の御台はそなたしかおりますまい。

ほっほ、わしには松平清康ほどの野心も求心力もなかったのじゃ。それだけの話じゃよw
うむ、元康を時に子のように思うて見事東海の覇者に導いて下され!この爺お頼み申す」